講演:東京都立大学【2024.7.12】

News

東京都立大学 理学部数理科学科/大学院理学研究科数理科学専攻 特別講演会 (談話会)で以下の講演をさせていただきました.

– タイトル:CGにつながる数学 – 活用事例とこれからの拡がり      

– 概要:
Computer Graphics (CG) は基本メディアであり、昨今の深層学習やAI技術の飛躍的発展に伴い、その活躍の場も急拡大している. 数学は CG 技術の基礎を与えるが、CG の制作現場でどのように用いられているかは見えにくいであろう.
本講演では、先ず CG の歴史を紹介しつつ、アニメやフォトリアルな映像表現に関わる 2,3 の課題と数理モデルを概説する. 可視化 CG の一例として、点群からの表面モデル作成に関する最近の結果も紹介する.
CG はその表示対象の多様さゆえに、用いられる数学もさまざまである. 本講演でも、ベイズ推定や情報エントロピー等の情報数学、特殊関数や曲率、さらに再生核ヒルベルト空間など初歩的だが強力な数学的手法が登場する.
参加者の皆さんとの議論が、より面白い数学を見つける契機となるような講演にしたい.

– 日時:2024年7月12日(金)16:30-18:00

本講演のアレンジで大変お世話になりました横山俊一先生の個人サイトはこちらです.

Shun'ichi YOKOYAMA
横山 俊一 Shun'ichi YOKOYAMA 東京都立大学 大学院理学研究科 数理科学専攻 准教授 Associate Professor, Dept. of Mathematical Sciences Graduate School of Science, Tokyo Metropolitan Universit...
▲ 横山先生作の宣伝チラシ
タイトルとURLをコピーしました